農福ビジコン 採択社のビジネス支援状況
有限会社ワークハウス様
有限会社ワークハウス様に「未出荷野菜のリノベーションプラン」について。ビジネスの詳細及び、これからのスケジュールについてお伺いしてまいりました。
事務局: ワークハウス様、今日は「未出荷野菜のリノベーションプラン」についてお話しいただけますか?
ワークハウス様: はい。福井県では、約20%の野菜が未出荷となっており、これを有効活用する方法として、本ビジネスを発案いたしました。
事務局: なぜこのような状況が発生しているのですか?
ワークハウス様: 主に、市場の飽和と食品ロスの問題が挙げられます。特に、規格外の野菜は市場に出回る数が少なく、収入化が困難です。
事務局: 企画の具体的な内容について教えてください。
ワークハウス様: 未出荷の規格外野菜や売れ残った野菜を乾燥・パウダー化し、消費者や食品加工業者に供給する計画です。これにより、食品ロスの削減と生産者の収入増加を目指します。
事務局: それは素晴らしい取り組みですね。どのような効果が期待できますか?
ワークハウス様: フードロスの減少、生産者の収入増、地域活性化、自社製品ラインナップの増加、そしてB型事業所利用者の農業参入支援が主なメリットです。
事務局: 予算はどの程度見込んでいますか?差し支えない範囲で共有いただけますでしょうか?
ワークハウス様: 加工施設設置費用に200万円、加工設備費用に150万円、その他の費用に20万円を見込んでいます。
事務局: 今後のスケジュールはどうなっていますか?
ワークハウス様: 2023年12月にビジネスコンテストへの参加、2024年には加工施設の準備や試作パウダーの製造を予定しています。
事務局: ワークハウス様の取り組みは、社会的な課題解決に大きく貢献するものです。今後の活動に期待しています。ありがとうございました。